エポキシエマルジョン配合
耐硫酸性ポリマーセメント系素地調整材T種
エレホン・アシドバリアAD−1は超微粒子高炉スラグを多量に含有することにより、水和硬化時に生成される水酸化カルシウムの量を極力抑制し、酸に対する抵抗性を高めるとともに、水系エポキシ樹脂が下地と接着力向上に優れた効果を発揮し各種防食被覆材の膨れやはがれを防ぎます。東京都下水道局の素地調整材品質規格に適合しています。
 特 徴 ・ 用途 
耐酸性の向上  セメント配合量を極力減少させ高炉スラグに置き換えているため、水和硬化時に生成される水酸化カルシウムの量が少なくなり耐酸性が向上します。 ■ 酸による腐食が著しい下水処理施設・し尿処理施設・化学薬品工場等のコンクリート施設での、防食ライニング時の素地調整。

■ 温泉施設のタイル目地。


■ 家畜飼育施設や食品工場のコンクリート構造物簡易保護。
消防法上の規制  混和液がエポキシエマルジョンであるため、消防法上の規制を受けず、更には施工用具の汚れも水で簡単に洗い落とせます。
接着力の向上  水系エポキシ樹脂を配合し、下地との接着力を向上させています。
優れた付着性能  コンクリートやモルタル面が乾燥、湿潤状態に係らず優れた付着性能を示します。
 荷 姿
粉袋(紙クロス袋入り) 主剤(ポリ容器入り) 硬化剤(ポリ容器入り)
18kg 3kg 3kg
※ADエポ液は、主剤3kg+硬化剤3kgで1ケースの荷姿になります。
 調合及び性状
粉袋 ADエポ 練り上がり量 積算比重 標準使用量
主剤 硬化剤
18kg 3kg 3kg 0.3kg 14.1(L) 1.7 0.9〜1.7(kg/u)
 公的試験期間による適合試験結果  (東京都下水道局素地調整材品質規格)
要求性能項目 性能指標 試験結果
密度特性
(浸透拡散抵抗性)
硫酸浸透深さ:3.0mm以下 2.4mm
吸水性 吸水量:1.0g以下 0.5g
接着安定性
(モルタルとの接着性)
標準状態:平均2.0N/mm2以上
吸水状態:平均2.0N/mm2以上
3.0N/mm2
2.7N/mm2
耐環境性
(耐硫酸性)
重量変化率:±10%以内 0.0%
 断面修復材との接着性
品名・材料 AD2 フィックスBS
温度 3日 7日 28日 3日 7日 28日
10℃ 1.4 1.8 2.3 1.3 1.9 2.2
20℃ 1.7 2.0 2.4 1.6 1.8 2.3
30℃ 1.7 2.0 2.3 1.9 2.2 2.4
(単位 N/mm2)
 防食被覆材との接着性 (温度20℃  単位N/mm2)
材齢 無溶剤系エポキシ樹脂 変性シリコーン樹脂 ポリウレタンプライマー
3日 1.9 1.6 1.6
7日 2.4 2.1 1.8
28日 2.6 2.3 2.1
 使用上の注意事項
ADエポ液(主剤・硬化剤)を攪拌した後、粉体を加え更に十分に攪拌して下さい。
気温によって粘土が異なります。粘土が高い時は水で調整して下さい。(最大添加水量0.4kg/セット)
コンクリートや断面修復表層が、吸水しやすい状態でAD-1を塗布した場合、ピンホールができやすくなります。
 この時にはADエポ液で予めシーラー処理を行って下さい。
 (シーラー処理後、最低1時間は空けてAD-1を塗布して下さい。)
10℃以下では強度発現が遅くなります。必要に応じて別売りの硬化促進剤をご使用下さい。
3℃以下での施工は避けて下さい。