NEXCO断面修復材品質規格適合
軽量・速硬性ポリマーセメントモルタル
フィックスLSは、速硬性セメント、軽量骨材、耐アルカリ性ガラス繊維を主体とした無収縮性無機質材料に、特殊高分子 エマルジョンを配合し、作業性を重視して開発したコンクリート欠損部の断面修復材です。
特殊セメント分野で優れた実績を持つ弊社が開発した作業性改善技術により、従来のポリマーセメントモルタルの最大の 欠点であったコテ引きを解消しています。

荷姿
紛 体 混和液
20kg/袋 2kg/ポリ容器
日本建築仕上材工業会登録  【 登録番号 1306018 】 【 放散等級区分表示 F☆☆☆☆ 】

配合及び材料使用量
配合 紛体 20kg
混和液 2kg
2.8kg〜3.6kg
塗厚別材料使用量(kg/u) 10mm 13.20
20mm 26.40
30mm 39.60
50mm 66.00
練上り量 16.67g
積算比重 1.320
1m3使用量 1,320kg
(60セット)

 特 長
優れた作業性 ポリマーセメントモルタル特有のコテ塗り時のベタツキを無くしたため、コテ伸びやコテ離れに優れています。
また、天井部の施工においても薄塗りはもちろんのこと、30mm以上の厚塗りも可能です。
吹付け作業においても変形能が高いため、リバウンドロスを20%以下に抑えることが可能です。
速硬性 長い可使時間を持ちながら、硬化が始まると急激に強度を発現します。
気温によって異なりますが5℃以上であれば3時間〜6時間で実用強度に達します。
優れた接着力 特殊高分子エマルジョンの添加によりコンクリート面への接着力に優れています。
耐透水・耐吸水性 粒度調整による硬化体の緻密化及び高分子エマルジョンの成膜により、耐透水性や耐吸水性に優れています。
耐久性 ポゾラン物質の添加により、長期に安定した強度を保持します。
熱膨張係数・静弾性係数・長さ変化率 熱膨張係数・静弾性係数が小さいため、温度変化による亀裂や剥離を防ぎ、収縮による亀裂の発生を抑制しています。

 用 途
コンクリート構造物の欠損部断面修復
低温時や作業時間短縮時

 施工要領
下地処理 脆弱部や付着物の除去、亀裂処理等断面修復材の性能が低下しないよう十分な下地処理を行って下さい。
プライマー処理 下地とフィックスLSとの接着を高めるため、ERボンド#55を塗布して下さい。
フィックスLSの塗り継ぎで、下層の表層部の水気が失われた状態となり白っぽくなった場合も同様に ERボンド#55を塗布します。
下層がこの乾燥状態になるまでは、ERボンド#55を使用せずに塗り継ぐこともできますが、 その場合は、塗り継ぎ面を粗仕上げにし、塗り継ぎ時は十分にコテ圧をかけて材料を擦り付けて下さい。
混  練 規定量を計量し、ハンドミキサーやモルタルミキサーで混練します。低速ミキサーを推奨します。
撹拌時間の目安は2分から3分程度ですが、ミキサーの種類や回転数、混練量等により調整して下さい。
材料が均一になったら過度な撹拌はしないで下さい。
塗り付け ERボンド#55に糸を引くようなタックが出た段階でフィックスLSを塗り付けます。
深い凹部がある場合は、先にその部分を充填した後コテで下地に薄く擦り付けます。その後、所定の厚みに塗り付けて下さい。
1層の厚みは最大20mmまでとして下さい。(小さな 凹部は1層最大50mm程度)
モルタルの締り状態を確認し、適宜に金コテを用いて表面を平滑かつ緻密に仕上げて下さい。
養  生 雨水等を避けて1日以上養生して下さい。

性 能
試験項目 材齢 フィックスLS(冬用) フィックスLS(夏用)
5℃ 20℃ 20℃ 30℃
圧縮強さ
(N/mm2)
試験方法
JIS A 1171
3時間 --- 11.2 --- 11.2
5時間 5.4 --- 5.7 ---
1日 15.8 16.3 18.5 17.7
7日 21.3 22.5 22.4 23.2
28日 30.2 32.5 32.0 32.7
曲げ強度
(N/mm2)
試験方法
JIS A 1171
3時間 --- 2.8 --- 3.1
5時間 2.0 --- 2.2 ---
1日 3.8 4.1 3.8 4.1
7日 6.2 6.8 6.9 6.8
28日 7.3 7.6 7.7 7.5
接着強度
(N/mm2)
試験方法
建研式
1日 1.32 1.42 1.27 1.42
7日 1.81 2.20 2.05 2.35
28日 1.96
※(2.52)
2.50
(2.56)
2.35
(2.56)
2.50
(2.58)
※( )カッコ内はERボンド#55使用時です。
上記は当社実験室で試験を行った結果であり、品質保証値ではありません。


 使用状の注意
 ■ ご使用に際してはMSDS(安全データシート)をよく読んで下さい。
 ■ 製品は直射日光、湿気を避け気温5℃から35℃で保管して下さい。
   夏用・冬用の2種類があります。冬用は気温5℃から20℃前後、夏用は気温20℃前後から35℃が
   使用温度の目安です。
 ■ 防錆仕様の場合は、1セットにつき400gのアルカードを配合して下さい。
 ■ 低温時、施工、養生中に気温5℃以下になることが考えられる場合は、凍害防止のため採暖を行っ
   て下さい。
 ■ 高温時、練り上がり温度は35℃以下(望ましくは30℃以下)になるように冷水等で調整して下さ
   い。
 ■ 長時間の直射日光が当たる場所や強風の場合はシート養生を行って下さい。
 ■ 混練に高速ミキサーを使用した場合は、エアの巻き込みにより強度が低下することがあります。
 ■ 混練にアルミ製の羽根は使用しないで下さい。
 ■ 練り水は水道水水質と同等のものを使用して下さい。不純物が硬化時間等に影響することがありま
   す。
 ■ 一度練った材料の練り返しはしないで下さい。
 ■ 開封した製品は、即日中に使い切るか、余った場合は性能低下の恐れがあるため、ビニール袋等に密
   封し、開封後1週間以内に使用して下さい。
 ■ 廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して下さい。
 ■ 本資料の技術情報は、当社の試験、研究に基づいたもので、信頼しうる情報と考えられます。しかし、
   記載の諸性能および特性などは、施工条件などにより本資料と異なる結果を生じることがあります。
 ■ 本資料の記載事項は予告なしに変更する場合がありますので、予めご了承下さい。