軽量・準速硬性 一材型ポリマーセメントモルタル
フィックスLS・EGは、速硬性セメント、軽量骨材、耐アルカリ性ガラス繊維を主体とした無収縮性無機質材料に、 アクリルカチオン系特殊粉末樹脂を配合したプレミックスタイプの軽量・準速硬性一材型ポリマーセメントモルタルです。

  特  長
▶ 作業性 オールプレミックスタイプのため、現場では適正量の水を加えて練り混ぜるだけで使用できます。
▶ 厚付性 繊維や特殊混和材を配合していることでダレ難く、天井部であっても1層20mm程度の厚付が可能です。
▶ 施工性 粉末樹脂のベタツキを抑え、コテ伸びやコテ離れに優れています。
粘土調整により、薄塗は3mm程度から施工可能です。
▶ ひびわれ抵抗性 乾燥収縮、水中での膨張を抑制することで寸法安定性に優れているため、ひび割れ抵抗性を有しています。
▶ 接着性 アクリルカチオン系特殊粉末樹脂を配合していることで、コンクリート下地への接着力に優れています。

  用  途
▶ コンクリート構造物の壁や天井における欠損部断面修復

  荷  姿
粉袋 15kg

  配合及び材料使用量
配  合 紛体 15kg
3.0kg〜3.4kg
塗り厚別材料
使用量
(kg/u)
5mm 6.60
10mm 13.20
20mm 26.40
30mm 39.60
50mm 66.00
練上り量 11.36ℓ
積算比重 1,320
1㎥使用量 1,320kg
(88袋)

  施工要領
下地処理 脆弱部や付着物の除去、亀裂処理等断面修復の性能が低下しないように充分な下地処理を行って下さい。
プライマー塗布 下地とフィックスLS・EGとの接着を高めるため、ERボンド#55を塗布して下さい。
フィックスLS・EGの塗り継ぎで、下層が硬化している場合も同様にERボンド#55を塗布して下さい。
混  練 規定量を計量しハンドミキサーやモルタルミキサーで混練する。
混練時間はミキサーの種類や回転数、混練量などに応じて適宜調整する。
低速のハンドミキサーで混練する場合の目安は、必要水量を容器に入れ、紛体を分けて投入する方法により2〜3分程度。
低速のモルタルミキサーで混練する場合の目安は3〜4分程度
※練り始めは、配合された粉末樹脂が再乳化するまでに時間がかかるため硬い性状を示しますが、粉末樹脂が再乳化すると水を追加しなくても軟らかい性状を示します。
塗り付け ERボンド#55にタック(糸を引くような粘り)が生じたことを確認し、フィックスLS・EGを塗り付けます。
深い凹部がある場合は、先にその部分を充填する。薄く(5mm程度)シゴキ塗りした後、所定の厚みに塗り付けモルタルの締り状態を確認し、適宜コテ押さえを行って下さい。
1度の厚みの最大は20mmまでとして下さい。また、1日最大40mmまでとして下さい。
表面が乾燥色になるまではERボンド#55を使用せずに塗り付継ぐことができますが、 下層の塗り継ぎ面を粗仕上げにし、塗り継ぎ時は充分にコテ厚をかけて材料を擦り付けて下さい。
※ 乾燥色とは表層部の水気が失われ白っぽくなった状態を指し、硬化後1.5時間から3時間程度が目安となり、硬化時間の早いものほど乾燥色になるのも早くなります。
養  生 直射日光や風雨を避けて1日以上養生して下さい。

  使用上の注意
● ご使用に際してはSDS(安全データシート)をよく読んで下さい。
● 取り扱い時は、保護手袋、保護眼鏡、防塵マスク等の適切な保護具を着用して下さい。
● 製品は直射日光、湿気を避けて5℃〜35℃で保管して下さい。
● 施工中や養生中に5℃以下になることが考えられる場合は、採暖を行い施工、養生温度を5℃以上に保って下さい。
● 高温時、練り上がり温度は35℃以下(望ましくは30℃以下)になるよう、冷水等で調整して下さい。
● 長時間直射日光が当たる場合や強風が当たる場合は、シート養生を行って下さい。
● 混練にアルミ製の羽を使用しないで下さい。
● 混練水は水道水水質と同等のものを使用して下さい。不純物が硬化時間等に影響することがあります。
● 一度練った材料の練り返しは、物性が低下しますので絶対にしないで下さい。
● 一旦開封した製品は、即日使い切って下さい。
● 目に入った場合は、直ちに水で数分間注意深く洗い、眼科医の診断を受けて下さい。
● 廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して下さい。
● 本資料の技術情報は、当社の試験・研究に基づいたもので、信頼しうる情報と考えられます。しかし、記載の諸性能及び特性等は、施工条件等により異なる結果を生じることがあります。
● 既存下地、施工環境、気候等様々な施工上の問題がありますので、ご使用の際は当社営業担当者へご相談下さい。