超速硬性無収縮 一材型 ポリマーセメントモルタル
フィックスSR・EGは、ビニロン繊維と高性能アクリルカチオン系粉末樹脂を配合した完全プレミックスタイプの 超速硬性ポリマーセメントモルタルです。
弊社独自の作業性改善技術により、一材型ポリマーセメントモルタル特有のベタツキを解消し、優れた作業性を有します。
超速硬無収縮で、早期開放性・低温硬化性が要求される現場でも十分な性能を発揮します。

 特 長
優れた作業性 ▶ ポリマーセメント特有のコテ塗り時のベタツキを解消し、コテ伸びやコテ離れに特に優れています。
低温硬化性 ▶ 硬化促進剤を添加することにより、5℃以下での施工も可能です。
冬季の緊急補修工事などに適しております。
速硬性 ▶ 5℃以上であれば3時間〜6時間で実用強度(軽歩行程度)に達します。
長い可使時間を持ちながら、硬化が始まると急激に強度を発現します。
耐久性 ▶ ポゾラン物質の添加により、長期的に安定した強度を保持します。
接着性 ▶ 接着性に優れた特殊粉末樹脂の適正添加により、液体樹脂と変わらぬ接着力が得られ、 既設コンクリートおよび各種被覆材との接着性に優れます。

 用 途
 ▶ コンクリート構造物の欠損部断面修復
 ▶ 低温時・作業時間短縮時
 ▶ 橋梁等

 荷 姿
粉袋 20kg

配 合 及 び 材 料 使 用 量
標 準 塗 厚 5mm以上
荷   姿
( 配  合 )
粉袋 20kg
2.6kg〜3.2kg
塗り厚別材料使用量
(kg/u)
 5mm 9.00
10mm 18.00
20mm 36.00
30mm 54.00
50mm 90.00
練 上 り 量 11.17ℓ
積 算 比 重 1.800
1m3使用量 1,800kg(90袋)

 施 工 方 法
■下地処理 脆弱部や付着物の除去、亀裂処理等断面修復の性能が低下しないように十分な下地処理を行う。
はつり・サンダーケレン・クラック処理・目地処理等
■プライマー塗布 下地とフィックスSR・EGとの接着を高めるため、ERボンド#55またはERシーラーを塗布する。
フィックスSR・EGの塗り継ぎで下層が硬化した場合も同様にERボンド#55またはERシーラーを塗布する。
ただし、表面が乾燥色※になるまでは、ERボンド#55またはERシーラーを使用せずに塗り継ぐこともできる。 この場合は、塗り継ぎ面を粗仕上げし、塗り継ぎ時は十分なコテ圧をかけて材料を擦り付ける。

※乾燥色とは、表層部の水気が失われ白っぽくなった状態のこと。硬化後1〜2時間程度。硬化時間が早いほど乾燥色になるのも早い。
■混 錬 規定量を計量し、ハンドミキサーやモルタルミキサーで混練します。(低速ミキサー推奨)
低速ミキサーを使用し10kg以下で混練する場合、撹拌時間の目安は2分から3分程度となりますが、撹拌時間はミキサーの 種類や回転数、混練量等に応じて調整して下さい。
また、材料が均一になったら過度の撹拌はしないで下さい。
■塗り付け ERボンド#55の場合は、"タック"(糸を引くような粘り)が出た段階で、 ERシーラーの場合は、"指触乾燥"を確認し、フィックスSR・EGを塗り付けます。
深い凹部がある場合は、先にその部分を充填します。その後、薄く塗り付けてから所定の厚みに塗り付けますが、 1層の厚みは最大20mmまでとして下さい。
モルタルの締まり具合を確認し、適宜コテ押さえを行って下さい。
■養 生 雨水や直射日光を避けて1日以上養生して下さい。

 
 使 用 上 の 注 意
■ ご使用に際してはSDS(安全データシート)をよく読んで下さい。
■ 製品は直射日光や湿気を避け、5℃〜35℃で保管て下さい。
■ 気温5℃以下となるような低温時、施工、養生中は凍害防止のための採暖を行って下さい。
■ 高温時、練上り温度は35℃以下(望ましくは30℃以下)になるように冷水等で調整して下さい。
■ 長時間直射日光があたる場合や強風の場合は、シート養生を行って下さい。
■ 混錬に高速ミキサーを使用した場合は、エアの巻き込により強度が低下することがあります。
■ 混練が不足すると、再乳化しない粉末樹脂が多くなり、性能が低下します。
  粉末樹脂が再乳化するには20秒から30秒程度かかります。
  粉末樹脂が再乳化すると水を投入しなくても再乳化前より材料が軟らかくなります。
■ 混錬にアルミ製の羽根は使用しないで下さい。
■ 混練には上水道水又はこれに準じる清水を使用して下さい。
  水に不純物が混じると硬化時間や性能に影響することがあります。
■ 一度練った材料の練り返しはしないで下さい。
■ 開封した製品は、即日中に使い切るか、余った場合は性能低下の恐れがあるため、ビニール袋等に密封し、
  開封後1週間以内に使用して下さい。
■ 廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して下さい。
● 本資料の技術情報は、当社試験・研究に基づいたもので、信頼しうる情報と考えられます。
  しかし、記載の諸性能および特性などは、施工条件などにより本資料と異なる結果を生じることがあります。
● 本資料の記載事項は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。