厚生省令第15号適合ポリマーセメントモルタル
JWプライマーは、劣化した上水道コンクリート構造物の補修用に開発した下地調整塗材です。
溶出性が低く耐水性が高いエマルジョンを組み合わせたことで、ノンポリマー製品に比べてドライアウトのリスクを 低減し、高い接着安定性を実現させました。
JWプライマーは、厚生省令第15号に適合しておりますので、 上水道インフラの維持にお役立て下さい。

 特 長
適合規格 ● 厚生省告示第45号による浸出試験の結果、厚生省令第15号水道施設の技術的基準を定める省令第一条17.ハに適合しています。
接着性 ● ポリマーセメントモルタルであり、シーラー処理材であるERシーラーを併用することで、ドライアウトのリスクを低減し、安定した接着性が得られます。
耐久性 ● コンクリートの性質に近い素材なので経年劣化しにくく耐久性に優れます。

 荷 姿
紛体 20kg 混和液 0.8kg

配 合 及 び 材 料 使 用 量
荷 姿・ 配 合 粉袋 JWパウダー 20kg
樹脂 JW混和液 0.8kg
2.6kg〜3.1kg
塗り厚別材料
使用量
(kg/u)
 2mm 3.29
 3mm 4.93
 5mm 8.22
10mm 16.43
積 算 比 重 1.643
練 上 り 量 12.66g
1m3使用料 1,643.2kg(79セット)

 施 工 方 法
■下地洗浄 コンクリートの下地の浮き、脆弱部、レイタンス、油分等を高圧洗浄機等で丁寧に洗浄し、健全なコンクリート 面を露出させて下さい。
■吸水調整 乾燥したコンクリート下地の吸水により材料の伸びが悪くなる上、ドライアウトを起こす可能性がありますので、 ERシーラーでシーラー処理をして下さい。
■JWプライマー混練 規定配合で計量し、ハンドミキサーやモルタルミキサーで混練します。
攪拌時間の目安は1分〜2分(低速ミキサー使用時)程度とし、材料が均一になったら攪拌を止め、過度な攪拌はしないで下さい。
混練量は、JWプライマー練り上り後30分以内に使い切れる量として下さい。
攪拌には低速ミキサーの使用を推奨いたします。低速ミキサーを使用し、混練量1/2セット以上(紛体10kg・混和液0.4kg) の場合の攪拌時間の目安が1分〜2分程度です。攪拌時間は、ミキサーの種類、回転数や混練量等によって調整して下さい。
■JWプライマー塗布 攪拌したJWプライマーを塗布厚2mm〜10mmにて塗布します。
■養生 溶剤系仕上材を塗布する場合、夏期で3日以上、冬期で7日以上の養生を行って下さい。
無機系・無溶剤・水系仕上材の場合、1日養生を行って下さい。被覆を行う際、塗装仕様に表面含水率が指定されている 場合は、その指示に従って下さい。

性   能
試験項目 材齢 試験結果 試験方法
圧縮強度
(N/mm2)
3日 21.9 JIS R 5201
(セメントの物理試験方法)
7日 29.8
28日 36.0
曲げ強度
(N/mm2)
3日 4.5 JIS R 5201
(セメントの物理試験方法)
7日 5.9
28日 7.0
接着強度
(N/mm2)
3日 1.6 建研式
(ERシーラー規定量塗布)
7日 2.1
28日 2.2
透水量※
(g)
7日 5.0 JIS A 1404
(建築用セメント防水剤の試験方法)
水圧及び時間:0.3MPa×1時間
※普通モルタル基盤(S/C=2.5)にJWプライマーを5mm塗布した。普通モルタル基盤の透水量は79.4g
注)上記は当社実験室で試験を行った結果であり、品質保証値ではありません。

 使 用 上 の 注 意
■ ご使用に際してはSDS(製品安全データシート)をよく読んで下さい。
■ モルタルライニング材ではありません。必ず仕上材(ライニング材)を塗布して下さい。
■ 本製品は専用樹脂及びセメント系無機質紛体の組み合わせで形成されています。
  製品中のセメント成分の性質上、現場条件によっては含有成分の析出、いわゆる白華現象が起こる可能性が
  ありますので、施工後、完全硬化前に結露や雨水等の水分が付着しないように適切な養生を行って下さい。
■ JWプライマーに、専用樹脂であるJW混和液以外の樹脂を使用しないで下さい。
■ 他のセメント、骨材、混和材等の混入は避けて下さい。
■ シーラー処理が不十分であると、ドライアウトを防止できないことがあります。吸水の激しい下地は特に、
  ERシーラー乾燥後水を吹きかけて、すぐに吸水しないことを確認して下さい。
■ 材料攪拌の際は、低速ミキサーの使用を推奨いたします。混錬に高速ミキサーを使用した場合は、エアの
  巻き込により強度が低下することがあります。
■ 混練には上水道水又はこれに準じる清水を使用し、洗い水の使用は異常硬化の原因になりますので絶対に
   しないで下さい。
■ 物性が低下しますので、練水を過剰に加えたり、一度練った材料の練り返しは絶対にしないで下さい。
■ 気温が5℃以下となる場合は施工を避けて下さい。
■ 高温時、練り上がり温度は35℃以下になるように冷水等で調整して下さい。望ましくは30℃以下となるよう
  にして下さい。
■ 低温時は凍害の恐れがありますので、養生シート等で養生を行って下さい。
■ 一旦開封した製品は、即日中に使い切って下さい。
■ 紛体は湿度の低い場所で、樹脂は直射日光を避け5℃〜35℃で保管して下さい。
■ 廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して下さい。
■ 万一目に入った場合は速やかに多量の清水で洗浄し、直ちに専門医の診断を受けて下さい。
■ 飲み込んだ場合は、無理に吐かせずに口の中を洗浄後、医療処置を受けて下さい。
■ 皮膚に付着した場合は直ちに多量の清水で洗い落とし、湿疹や炎症の兆候が見受けられる場合は、医師の治療
  を受けて下さい。
■ 閉所での使用の場合は、十分な換気を行って下さい。
■ 本資料の技術情報は、当社の試験・研究に基づいたもので、信頼しうる情報と考えられます。
  しかし、記載の諸性能及び特性などは、施工条件などにより本資料と異なる結果を生じることがあります。
■ 本資料の記載事項は、予告なしに変更することがありますので、予めご了承下さい。