【 NEXCO 鉄筋防錆材品質規格適合品 】
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アルカードP防錆ペーストはセメント系紛体に亜硝酸リチウム及びエポキシ・アクリル系エマルジョンを配合した
鉄筋防錆材です。亜硝酸イオンによる化学的作用とエポキシ・アクリルエマルジョンの成膜による物理的作用により
優れた鉄筋防錆効果を発揮します。
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■ 亜硝酸イオンが鉄筋の腐食を抑制します。
■ エポキシ・アクリル系エマルジョンの成膜が、気体の透過や液体の浸透を抑制する
物理的防錆効果をもつため、長期に渡り鉄筋の腐食を抑制します。
■ エポキシ・アクリル系エマルジョンが鉄筋やコンクリートとの付着性を高めます。
■ NEXCO鉄筋防錆材品質規格に適合しています。
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■ コンクリート構造物の鉄筋防錆材として
(ポリマーセメント系)
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14.5sセット
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アルカードP防錆パウダー |
10s |
AP混和液 |
主剤 |
3s |
硬化剤 |
1.5s |
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1.下地処理
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漏水等がある場合、予め止水処理を行う。
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2.錆ケレン・清掃
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・鉄筋
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:鉄筋腐食部のケレンを行なう
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・コンクリート面
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:汚れやレイタンス等をサンダーで除去し丁寧に清掃を行う。
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3.プライマー処理
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コンクリート面にアルカードP防錆ペーストを塗布する場合、予めAP混和液でプライマー処理を行なう。
(使用量:150g/u)
■ AP混和液プライマー配合比率
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4.調 合
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混合したAP混和液にアルカードP(粉体)を徐々に加え、ハンドミキサーでよく撹拌する。
(低温時にはAP混和液の粘度が高くなる為、規定内の水量で粘度調整を行う)
■ アルカードP防錆ペースト配合
施工方法
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アルカードP (紛体)
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AP混和液
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清水
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主剤
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硬化剤
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ハケ塗り
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10s
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3s
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1.5s
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0〜0.3s
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吹き付け
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10s
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3s
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1.5s
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0.2〜0.5s
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※練混ぜた材料は、30分以内に使い切ってください。
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5.塗 布 |
規定配合で調合した「アルカードP防錆ペースト」をハケ等で塗布する。 |
6.養 生 |
塗布後、最低でも1日間の養生を行う。
< 但し、現場状況により養生時間の変更が必要な場合があります。> |
7.注意事項 |
■ AP混和液には亜硝酸リチウムが配合されています。亜硝酸リチウムはPH6以下で不安定になり、有害なNOx
が発生しますので酸性物質との接触は避けてください。
■ 専用樹脂「AP混和液」以外は使用しないで下さい。
■ 他のセメント、骨材、混和材等の混入は避けて下さい。
■ 調合は規定通り行い、過度の混練は避けてください
■ 一度硬化しかけた材料に再度水を加え撹拌したものは絶対に使用しないで下さい。
■ AP混和液を直接鉄筋等に塗布しないで下さい。
■ その他、不明な点等ございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせ下さい。
※ AP混和液の硬化剤は、誤飲事故防止のため薄緑色に着色されていますが、
時間の経過とともに着色剤が徐々に退色し、淡黄色に変化することがあります。
硬化剤としての性能には影響ございませんのでそのままご使用下さい。
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■東日本・中日本・西日本高速道路株式会社 構造物施工管理要領 鉄筋防錆材の性能照査項目
試験実施期間:(財)日本塗料検査協会
試験項目
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基準値 |
結果 |
防せい性試験 |
処理部 防せい率 50%以上 |
98% |
未処理部 防せい率 -10%以上 |
24% |
鉄筋に対する付着強さ |
7.8N/mu以上 |
9.7N/mu |
耐 ア ル カ リ 性 |
塗膜に異常を認めないこと |
塗膜に異常を認めない |
■ コンクリートとの付着力 (試験方法:建研式)
材齢 |
試験強度(N/mu) |
湿潤面 |
乾燥面 |
3日 |
2.0 |
2.1 |
28日 |
2.6 |
2.6 |
※試験方法 : 建研式
※コンクリート平板にAP混和液(水等倍希釈液)でシーラー処理済み |
■ 透水試験 (試験方法:JISA1404)
試験水圧・時間 |
透水量(g) |
無塗布モルタル |
塗布モルタル |
0.3MPa×1時間 |
82.7 |
0.5 |
※試験方法
※無塗布モルタル
※塗布モルタル |
: JIS A 1404
: 普通モルタル(S/C=2)
: 普通モルタルにアルカードP防錆ペーストを1o塗布 |
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