日本建築仕上材工業会登録 F☆☆☆☆ 
エポキシ・アクリルエマルジョン配合 複合塗膜防水材
エポミックス7000はセメント系微粒子粉体にエポキシ・アクリルエマルジョンとを組み合わせた画期的複合塗膜防水材です。
エポキシ樹脂の持つ耐水性及び接着性能、またアクリルエマルジョンの特殊造膜による防水効果により高水圧(70メートル水圧)においても 優れた防水性能を示すと共に、これまで困難とされてきた背面防水にも効果を発揮し、背水圧による膨れ剥離がありません。
 
  特  長

● アクリル系、EVA系エマルジョンを配合した塗膜防水材に見られる水中での接着力の低下がないために、
  膨れや剥離を生じません。

● エポキシ・アクリルエマルジョンの使用により、優れた防水性能、耐薬品性及び耐海水性を有しています。

● ライトグレーに調合された緻密で滑らかな塗膜は、新設コンクリートの風合いを損なうことなく、美観的に
  優れています。

● 水系で、湿潤面への施工も可能で地下構造物の内外壁等の防水に適しています。また、有機溶剤が含まれて
  いませんので閉所での使用においても溶剤障害がありません。


  用  途
水槽防水 貯水槽、防火水槽、水路、木コン、打継ぎ処理
地下防水 地下壁、シールド、共同構内壁、ボックスカルバートジョイント、地下室、地下ガレージ、ピット、エレベーターピット
止水補修 Vカット止水等の上塗り防水としてコンクリート構造物の改修補修の保護防水

  荷  姿
ライニング用
プライマー用
粉 袋 10kg EM混和液ケース
4kg/set
EM混和液
主剤3kg
EM混和液
硬化剤1kg

  配合及び材料使用量
配 合 ライニング用 プライマー用
紛 体 10kg ---
EM混和液 主剤
3kg
3kg
硬化剤 1kg 1kg
0kg〜1.0kg 4kg
錬上り量 8.43ℓ
積算比重 1.63
EM-1工法 1.7kg/u×1回塗布 0.2kg/u
(積算使用量0.1kg/u)
EM-2工法 1.25kg/u×2回塗布
※エポミックス7000の主剤・硬化剤と、EM混和液の主剤・硬化剤は同じ物です。

  施 工 要 領
下地調整 ● レイタンス、ノロ、エフロ等はサンダーで除去して下さい。
● 巣穴は、固練りのエポミックス7000をコテやヘラで充填して下さい。
清 掃 ● 施工面の汚れを除去
プライマー処理 ● 下地乾燥後、プライマー配合したEM混和液をハケやローラー等で塗布します。
養 生 ● 最低1時間以上、指触乾燥するまで時間を置いて下さい。
エポミックス7000
塗布
塗布量 ●EM-1工法 1.7kg/u(1mm厚)
    ●EM-2工法 1.25kg×2回塗り=2.5kg/u(1.5mm厚)
養 生 ● 雨水、流水から24時間以上保護し、注水する場合は3日間以上養生して下さい。

  使用上の注意
● ご使用に際してはSDS(製品安全データシート)をよく読んで下さい。
  SDSの入手はご購入先へご依頼下さい。
● 取り扱い時は、保護手袋、保護眼鏡、防塵マスク等適切な保護具を着用して下さい。
● 製品は直射日光、湿気を避けて5℃から35℃で保管して下さい。
● 練り水は、水道水水質同等のものを使用して下さい。
  不純物が硬化時間等に影響を与える場合があります。
● 飲料用水槽、養魚用水槽にはご使用できません。
● 本製品は、亀裂に対する追従性はありません。
● 練り水は物性が低下するため、規定量を超えて加えないでいで下さい
● 可使時間は20分となります。
● 1回の撹拌量は、可使時間以内に充填、注入できる量として下さい。
● 物性が低下するため、一度練った材料の練り返しは絶対にしないで下さい。
● 結露により硬化不良を起こすことがありますので、結露が考えられる場合は、通風等の結露防止策を行っ
  て下さい。
● 施工中、養生中に5℃以下となる場合は、採暖を行い5℃以上に保って下さい。
● 長時間直射日光が当たる場合や強風の場合は、シート養生を行って下さい。
● 目に入った場合は、直ちに水で数分間注意深く洗い、眼科医の診断を受けて下さい。
● 皮膚に付着した場合は、多量の水と石鹸で洗浄し、湿疹や炎症の兆候が見受けられる場合は、医師の治療を
  受けて下さい。
● 閉所で使用する場合は、換気を十分に行って下さい。
● 廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して下さい。
● 施工条件、下地の状態、施工環境、気候等様々な要因で性能を十分に発揮できない場合がありすので、弊社
  営業担当者へご相談下さい。