施 工 方 法 |
|
■下地処理 |
下地の浮き・劣化等脆弱部の撤去を行う。(はつり・サンダーケレン・クラック処理・目地処理など)
また、下地の状況に応じては高圧洗浄機で洗浄する。(120MPa以上を推奨)
断面修復材の性能が低下しないよう十分な下地処理を行う。 |
■プライマー塗布 |
下地とフィックスT吹付けとの接着を高めるため、プライマーとしてERシーラーまたは
ERボンド#55を塗布する。天井面の場合は、ERボンド#55を塗布する。
【ERシーラー】
規定配合で希釈したERシーラーを塗布し、指触乾燥するまで養生する。
【ERボンド#55】
規定配合で希釈したERボンド#55を塗布し、糸を引くようなタックが出るまで養生する。 |
■混 練 |
規定量を計量し、モルタルミキサーで混練する。撹拌時間の目安は2分から4分程度とする。
材料が均一になったら過度の撹拌はしない。
|
■吹付け |
プライマー養生後、フィックスT吹付けを施工する。
吹付け前には、セメントノロ、フィックスT吹付けの順に圧送し、セメントノロが出尽くしフィックスT吹付けが完全に出始めたタイミングで吹付けを開始する。
吹付けを開始する際、予めエアを出しておき圧送する。
吹付け厚は、壁面など横向き施工で30mm、天井面など上向き施工で10mmを推奨。
2層目以降は、前層が十分に締まったことを確認し吹付ける。
最終仕上は、フィックスT吹付けが締まった後に、適宜金ゴテを用いて表面を平滑で緻密に仕上げる。 |
■養 生 |
急激な乾燥を避け、雨水等に曝されない様にし1日以上養生する。 |
|