施 工 方 法 |
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■下地処理 |
脆弱部や付着物の除去、亀裂処理等断面修復の性能が低下しないように十分な下地処理を行う。
はつり・サンダーケレン・クラック処理・目地処理等 |
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■プライマー塗布 |
下地とマイルドスピリットMS・EGとの接着を高めるため、ERボンド#55を塗布する。
マイルドスピリットMS・EGの塗り継ぎで下層が硬化した場合も同様にERボンド#55を塗布する。
ただし、表面が乾燥色※になるまでは、ERボンド#55を使用せずに塗り継ぐこともできる。
この場合は、塗り継ぎ面を粗仕上げし、塗り継ぎ時は十分なコテ圧をかけて材料を擦り付ける。
※乾燥色とは、表層部の水気が失われ白っぽくなった状態のこと。硬化後1〜2時間程度。硬化時間が早いほど乾燥色になるのも早い。 |
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■混 錬 |
規定量を計量し、ハンドミキサーやモルタルミキサーで混練します。(低速ミキサー推奨)
低速ミキサーを使用し10kg以下で混練する場合、撹拌時間の目安は2分から3分程度となりますが、撹拌時間はミキサーの
種類や回転数、混練量等に応じて調整して下さい。
また、材料が均一になったら過度の撹拌はしないで下さい。 |
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■塗り付け |
ERボンド#55塗布後、タックが出たのを確認し、
マイルドスピリットMS・EGを塗り付けます。
深い凹部がある場合は、先にその部分を充填します。その後、薄く塗り付けてから所定の厚みに塗り付けますが、
1層の厚みは最大20mmまでとして下さい。
モルタルの締まり具合を確認し、適宜コテ押さえを行って下さい。 |
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■養 生 |
雨水や直射日光を避けて1日以上養生して下さい。 |