1 下 地 処 理 著しい劣化部、浮き部、浸透を妨げるコンクリート表面の付着物を除去する。
除去後はコンクリートを乾燥状態にする。
2 塗 布 塗布量は、300g/u
ハケまたはローラーで、規定量をむらなく塗布する。塗布は2回塗りとし、2回目は1回目
の液の浸透を確認後、連続した行う。断面修復を行う場合、液が浸透せず流れ落ちるように
なった時は、接着不良を生じる可能性があるので、塗布を中止する。
※アルカードKLを塗布後、コンクリート表面に固化層や白い粉化を生じた場合は、上塗り剤の接着不良を
生じることがあります。
既に亜硝酸塩系防錆剤が塗られている場合は、アルカードKLの塗布により表面が白色化することがあり
ます。
エポキシ系下地強化剤等の浸透性物質が塗られている場合は、アルカードKLが浸透することを確認して
下さい。浸透しない場合は、表面固化し、接着不良の原因になることがあります。
珪酸リチウム塗布により、コンクリートに残存する酸の種類によっては表面が白色化することがあります。
この場合は使用できません。
これらの確認のため、事前に確認試験を行うことをお勧めいたします。
3 養 生
塗布後20時間〜24時間以上養生して下さい。
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