特 長 |
■ 亜硝酸イオンが鉄筋の腐食を抑制します。 |
■ エポキシ・アクリル系エマルジョンの成膜が、気体の透過や液体の浸透を抑制する物理的防錆効果を
もつため、長期に渡り鉄筋の腐食を抑制します。 |
■ エポキシ・アクリル系エマルジョンが鉄筋やコンクリートとの付着性を高めます。 |
■ NEXCO鉄筋防錆材品質規格に適合しています。 |
用 途 |
■ コンクリート構造物の鉄筋防錆 (ポリマーセメント系)
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荷 姿 |
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粉袋 10kg 主剤 3kg 硬化剤 1.5kg 14.5kgセット |
日本建築仕上材工業会登録 F☆☆☆☆ 登録番号 1902062 |
施 工 要 領 |
@ |
鉄筋をケレンし、錆を落とす。 |
A |
コンクリート面にアルカードP防錆ペーストを塗布する場合は、コンクリート面にAP混和液を塗布する。
AP混和液は1時間以上乾燥させる。
配合比 主剤:硬化剤 = 2:1 |
塗布量 150g/u |
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B |
アルカードP防錆ペーストを混錬し、塗布する。(約1mm厚)
〇主剤及び硬化剤を先に攪拌し、粉袋を加えさらに攪拌して下さい。
〇規定内の水量で作業性を調整して下さい。
〇攪拌は高速撹拌機を使用して下さい。 |
C |
アルカードP防錆ペーストが硬化した後、断面修復材を塗り付ける。 |
使 用 上 の 注 意 事 項 |
■ ご使用に際してはSDS(安全データシート)をよく読んで下さい。
■ 取り扱い時には適切な保護具(ゴム手袋、保護マスク(有機ガス用、送気)、保護衣、ゴーグル等)を
着用下さい。
■ AP混和液には亜硝酸リチウムが配合されています。亜硝酸リチウムはpH6以下で不安定になり
有害なNOxが発生しますので、酸性物質との接触は避けて下さい。
■ 製品は直射日光、湿気を避けて5℃〜35℃にて保管して下さい。
■ 結露により硬化不良を起こすことがありますので、結露が考えられる場合は、通風等の結露防止策を
行って下さい。
■ 施工・養生中に5℃以下になることが考えられる場合は、採暖を行い施工・養生温度を5℃以上に
保って下さい。
■ 練り水は水道水水質と同等のものを使用して下さい。
■ 一度練った材料の練り返しは、物性が低下しますので、絶対にしないで下さい。
■ 目に入った場合は、直ちに水で15分以上注意深く洗い、眼科医の診断を受けて下さい。
■ 皮膚に付着した場合は、多量の水と石鹸で洗浄し、湿疹や炎症の兆候が見られた場合は、
医師の診察を受けて下さい。
■ 廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して下さい。
■ AP混和液硬化剤は、誤飲事故防止のため薄緑色に着色されていますが、時間の経過とともに
着色剤が徐々に退色し、淡黄色に変化することがあります。
硬化剤としての性能に影響はございませんので、そのままご使用下さい。
● 本資料の技術情報は、当社試験・研究に基づいたもので、信頼しうる情報と考えられます。
しかし、記載の諸性能および特性などは、施工条件などにより本資料と異なる結果を生じることが
あります。
● 本資料の記載事項は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。
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